過熱蒸気式炭化装置(2)-過熱蒸気で拡がる可能性
余剰汚泥の炭化から再生可能エネルギーの創出まで
過熱蒸気の活用は、排水処理システムにおける余剰汚泥の炭化にとどまりません。過熱蒸気により乾燥または熱分解することで、あらゆる廃棄物を利活用可能な状態に変えることができます。
三泰環境システムでは、バイオマス資源の利活用において当社の技術力を活かし、有価物に変換するための優位な方法をご提案。再生可能エネルギーの創出までを見据え、過熱蒸気の可能性を追求し続けます。
<過熱蒸気による乾燥・熱分解でできること>
●乾燥処理の例
魚介類の乾燥による飼料化
汚泥の乾燥による肥料化
木材チップの乾燥によるバイオマス燃料の製造
●熱分解処理の例
生ゴミの減量化と炭化物生成
基盤の熱分解による金属再生
電線被覆の剥離
廃棄畳の熱分解による炭化物生成
コーヒー搾り滓の熱分解による炭化物生成
木炭、竹炭の製造
間伐材の熱分解による炭化物生成
廃棄おからの熱分解による炭化物生成
植物工場から発生する廃棄野菜の熱分解による炭化物生成
医療廃棄物の熱分解処理
めっき汚泥の熱分解による金属回収
廃棄植物苗の熱分解による炭化物生成
稲わらの熱分解による炭化物生成
廃棄こんにゃく類の熱分解による減量化
くらげの熱分解による減量化
<当社が提案するバイオマス資源の利活用>
●未利用バイオマスの利活用
当社は、農産物の非食用部や間伐材など、現状では有効利用されていない未利用バイオマスに着目。当社の技術によって乾燥または熱分解処理することにより、エネルギーのみならず工業・化学原料、飼料、肥料などへの利活用を可能にします。
●バイオディーゼル燃料の製造
バイオマスの熱分解処理時に発生する排気ガスを冷却するとバイオディーゼル燃料の原料が得られます。また、植物油搾油後の搾り滓も、同様に熱分解処理により直接バイオディーゼル燃料の原料となります。このバイオディーゼル燃料の製造において、搾油物の精製方法などに課題はあるものの、当社方式による優位性が認められます。
過熱蒸気によるバイオディーゼルの製造プロセス | バイオ燃料の製造方式による比較 |
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