排水処理システム

効率性に差がつく最新の仕組み

三泰環境システムが提供する「微生物定着バイオセラミックス排水処理システム」は、従来の接触材の弱点を克服した多孔質セラミックスの特色を活かすことで、多くのアドバンテージを発揮。排水処理システムの効率性に優れた運用を可能にします。


<多孔質セラミックスの特色>

●格段に大きな表面積

表面積は約80,000m²/m³で、従来のプラスチック製ハニカム形状の接触材の約400倍!

●透過性の高い連続多気孔

好気性部分と嫌気性部分とが良好な状態で広く分布されるため、必要酸素濃度の異なる多種多様な微生物群の多量の固定が可能。

●微生物の円滑な世代交代

好気性の状態で微生物の世代交代が円滑に行われ、嫌気性によって一度に大量の微生物が剥離することを回避。

<多孔質セラミックスを組み込んだ当社システムの強み>

1. 設備がコンパクト!

本装置のBOD負荷は1.2~3.5kg/m³/日。標準的な活性汚泥法(0.4~0.8kg/m³/日)に比べて処理能力に優れ、ばっ気槽の必要容積の小型化が可能。

2. 汚泥発生量が少ない!

ばっ気槽内の活性汚泥濃度を高く維持することで、多種多様な微生物が接触材に固定され、微生物間での食物連鎖を促進。余剰汚泥の発生量を従来の活性汚泥法の約1/4に抑え、ランニングコストを削減。

3. 処理時間が短い!

同じ規模の装置に比べて、多量の排水を短時間で処理することが可能。

4. 逆洗が要らない!

透過性の高い多孔質セラミックスは汚泥による目詰まりがなく、逆洗工程が不要だから、イニシャルコストおよびランニングコストの削減が可能。

5. 耐久性が高い!

固定床のため、流動床のような接触材間の摩擦による摩耗がなく、接触材の補充が不要。

6.水質・水量変動が小さい!

微生物を活性の高い状態で高濃度に固定化させることで、BODの負荷変動やPHの変化に対する順応性を高め、処理後の排水の水質・水量変動を最小化。始動時や休止後の運転再開時における起動の早さも固定化の大きな利点。

炭化処理装置フロー図

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