FAQ
~実験施設に関するFAQ~
~過熱蒸気式炭化装置に関するQ&A~
ア 熱分解室内の廃棄物を燃焼させない構造
原則として酸素が外部から熱分解室に供給されることなく、可燃物が燃焼を継続するために必要な酸素濃度である限界酸素濃度をおおむね上回らない程度の状態で廃棄物が加熱され、廃棄物中の有機物が熱分解される構造であること。
イ 熱分解室の温度等の保持及びその測定
熱分解室を処理の対象となる廃棄物の種類等に応じ、炭化水素油や炭化物を生成するために必要な温度及び圧力を設定し、それらを適正に保つ構造であること。
ウ 排出された炭化物等の冷却
熱分解処理に伴って生じたガス以外の炭化物等は高温状態のむまま排出され、外気に触れると発火する恐れのあることから、排出後直ちに炭化物等が発火に至らない温度まで冷却できる構造であること。
エ 処理に伴って生じた不要なガスの適正処理
処理に伴って生じた塩化水素、炭化水素等の不要なガスの排出は薬液洗浄や活性炭吸着等によりガスを燃焼させることなく適正に処理できる装置を有する構造であること。
A:自家使用されない場合は、炭化装置の販売・設置、メンテナンスなどを担当する販売代理店が引き取り、炭化物の利用者や炭製品の販売者に販売します。